ストレス解消に有効なストレッチ

毎日の仕事や家事によって引き起こされるストレスは、睡眠の質を低下させるだけでなく、肩こりといった身体への悪影響の原因ともなります。しかし、1日の大半を仕事をして過ごす会社員の場合、自由になる時間が少ないため、ストレスが溜まりやすくなる状態に陥るのが現実です。ストレスが蓄積した結果、心身に支障をきたしてしまい、深刻な状態になると仕事ができなくなってしまうことも。ストレスによって、心身の健康状態が悪化しないよう、毎日定期的にストレスを解消する必要があります。 朝早くから夜遅くまで仕事に費やす時間が長い人の場合、ストレッチという、軽く体を動かす運動が、最適なストレス解消法です。就寝前の時間や仕事の休憩時間を有効活用する形で、心地よい刺激によって、リラックス状態を引き起こす効果が期待できます。

椅子に座った状態でもストレッチができる

ストレッチといえば、立った状態で体を動かす運動を想像しがちですが、ストレス解消を目的とする場合は、椅子に座った状態でもストレッチが可能です。リラックス効果が高いストレッチの中でも、首の筋肉を伸ばす運動は、1日10分程度とお昼休みでも気軽にできます。頭に手を添えながら、軽く引っ張る形で首を傾けていくだけのシンプルな動作で、ストレスを解消できます。その際、30秒程度の時間をかけながら、首筋を傷めないように首を傾けていく点が、最大のポイントです。 メインの仕事としてデスクワークをしていると、どうしても腰に負担がかかり、腰痛及びストレスの原因となりますが、腰痛防止に有効なストレッチも、座りながらできます。浅めに座った状態で片膝を両手で抱え込み、胸に引き寄せた後、15秒間その状態をキープするだけです。